差動形磁気センサー (可変リラクタンス型)
金属の材質識別、金属粉の混合比検出
媒体と検出面との距離と出力の関係は、距離に対して指数関数的に減少しますから、出力特性を直線的にしたい場合、ログアンプを加えます。
 図4のログアンプは、トランジスタのpnジャンクションの電圧−電流特性順方向電流が流れ始めるまでの領域の対数特性を利用した回路です。
トランジスタは、漏洩電流の少ないツイントランジスタを使用してください。


図5の金属等の判別回路の例では、2次側の出力を増幅して、全波整流し直流分に変換します。
 このとき、レベルシフトで無負荷状態を”0”に調整します。
この信号をコンパレータで各金属のレベルと比較してExclusively OR(排他論理和)を通して、各金属の判別出力を出力します。
 ただし、コンパレータの比較電圧は、出力の高い順から設定してください。
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